ご来場のお礼・アフターレポート「JACLaS EXPO 2026」


株式会社八興は、2026年10月8日(木)から10日(土)まで神戸国際展示場で開催された「JACLaS EXPO 2026」に出展いたしました。
会期中は100名以上のお客様に当社ブースへお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。分析機器メーカーをはじめ、病院・大学関係者、学生の皆様との貴重な交流の機会となりました。

八興 展示会ブースの様子

今回の展示会では、分析機器や研究設備向けの配管課題の解決をテーマに、以下の製品を展示しました。

  • 積層細径チューブ
  • ホットホース
  • カラーチューブ

特に多くの来場者の関心を集めたのは、柔軟性と耐薬品性を両立した「積層細径チューブ」です。

従来の単層フッ素樹脂チューブでは硬さが課題となるケースがありましたが、積層構造により柔軟性を向上させることで、装置内の限られたスペースでも配管の取り回しを容易にすることが可能です。
また、薬液や洗浄液の加熱・保温に適したホットホースや、配管の識別を容易にするカラーチューブについても具体的な用途を交えながらご紹介しました。

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来場者から寄せられた分析機器の配管課題

医療・分析機器の性能や信頼性を支えるうえで、液体や薬液を搬送するホース・チューブは重要な部品の一つです。
一見するとシンプルな部品ですが使用環境によって求められる性能は大きく異なり、適切な製品を選定することが重要です。
今回の展示会では、分析機器設計者の皆様から多くの設計現場における課題や悩みを伺うことができました。

配管の取り回しを改善したい

分析機器メーカーの担当者様からは、

「単層チューブは硬く、配管の自由度が低い」

といった声がありました。

また、

  • フレア加工の手間を削減したい
  • 組立工数を減らしたい

といった課題も多く聞かれました。

配管の誤接続を防止したい

カラーチューブについては、配管識別によるヒューマンエラー防止策として高い評価をいただきました。

分析装置では配管本数が多くなるケースもあり、色分けによって保守性や作業効率の向上が期待できるという意見が多数寄せられました。

内部流体の温度管理を安定させたい

分析機器や検査装置では、流体の温度変化が測定精度や装置性能に影響を与える場合があります。

展示会では、

チューブの内部を流れる流体を一定温度で維持したい

配管内での温度低下を防ぎたい

加熱設備をコンパクトにしたい

といったチューブ内部の流体の温度管理に関するご相談もいただきました。

八興が提案する温度管理ソリューション

八興では流体の温度管理ソリューションとして、断熱材を被覆することにより内部の熱を逃がしにくくする保温・発泡ホースや、温度調整器と接続し配管内を流れる液体の加熱を行うホットホースをご提案しています。

オーダーメイド保温・発泡ホース

保温・発泡ホースは、ホース外周に発泡層を設けることで優れた断熱性能を実現し、配管内部の流体温度変化を抑制します。

また、断熱性能だけでなく、

  • 使用流体
  • 使用温度
  • 配管経路
  • 必要な柔軟性
  • 接続継手仕様

など、お客様ごとに異なる条件へ柔軟に対応するためにオーダーメイド設計で対応しています。
限られたスペースへの配管、特殊薬液への対応、保温性能の最適化など、装置ごとの要求に合わせた仕様検討が可能です。

オーダーメイド保温・発泡ホースの詳細はこちら

ヒーター一体型温調ホース「ホットホース」

保温による温度維持だけではなく、積極的に加熱して温度をコントロールしたい場合には、ホットホースという選択肢があります。

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温度管理が求められる流体の搬送では、単に流体を流すだけでなく、「所定の温度を維持しながら搬送する」ことが重要になり、例えば高粘度の薬液などは温度の変化によって粘度が変化したり、析出や固化が発生したりする場合があります。そのため、配管そのものに加熱機能を持たせることで安定した流体供給を実現するソリューションが採用されています。

ホットホースの特長は、流体に直接ヒーターを接触させることなく、配管の外側から加熱できる点にあります。流体へ直接熱源を挿入する必要がないため、流路を阻害せず、汚染リスクの低減にもつながります。また、配管全体を加熱する構造により、局所的な温度ムラが発生しにくく、流体を均一に温調できることも大きなメリットです。分析機器や各種装置では、わずかな温度変化が流体特性や測定結果に影響を与える場合もあるため、安定した温度管理は重要な要素となります。

医療・分析機器のホース選定は八興へご相談ください

JACLaS EXPO 2026では、多くのお客様との意見交換を通じて、分析機器業界における配管課題や新たなニーズを把握することができました。
今後も八興は、積層細径チューブをはじめとする製品を通じて、お客様の課題解決に貢献できる配管ソリューションを提供してまいります。

オーダーメイドにも対応しています

医療・分析機器の開発において、ホースやチューブは装置の性能やメンテナンス性、信頼性に大きく影響する重要な部品のひとつです。

「この薬液に使用できる材質を探している」
「もう少し柔らかいホースに変えたい」
「狭いスペースに配管したい」
「既製品ではサイズが合わない」
「ホースの寿命を延ばしたい」
「こういう使い方ができるか相談したい」

このような一見些細な課題でも、お客様の装置や用途によって最適な解決方法は異なります。
八興では標準品のご提案だけでなく、材質選定、構造設計、寸法変更、積層構造の検討など、お客様のご要望に応じたオーダーメイド対応も行っています。

どのような内容でも構いませんので、お困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
お客様の課題解決に向けて、全力でサポートさせていただきます。

オーダーメイド品のご依頼はこちらよりお申し込みください。

ご来場ありがとうございました

改めまして、JACLaS EXPO 2026にて八興ブースへお立ち寄りいただきました皆様に心より御礼申し上げます。
展示会でいただいた貴重なご意見やご要望を今後の製品開発やサービス向上に活かし、より良い製品の提供に努めてまいります。

今後とも株式会社八興をよろしくお願いいたします。